川畑弘『BAR物語 止まり木で訊いたもてなしの心得』

 一冊の本を紹介します。
 川畑弘『BAR物語 止まり木で訊いたもてなしの心得』集英社インターナショナル 2017年(平成29年)
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 帯に「最良の案内書!」とあります。しかし、飲食店経営者にとっては、参考書ですね。
 著者の川畑弘さんは、サントリーが発行しているバー向けのPR誌『ウイスキーヴォイス』の編集長です。一度弊店も取材していただき、『ウイスキーヴォイス』に掲載していただいたことがあります(ちょっとした自慢です)。
 『BAR物語~』、早速全部読んでみました。これはありそうでなかった視点かも?と、思いました。
 バーに関する書物は、大きく分けて2系統あるのでは?と自分は考えています。1つは、バーで働いている人もしくはバーのプロフェッショナルが書いている、教則本の系統。カクテルのレシピ集や、『バーテンダー○○マニュアル』など。もう1つは、バーのお客さんがバーについて書いている探訪記の系統。バーのあるべき姿について書かれていることが多く、最終的にどんなバーが良いか?という着地になります。
 『BAR物語~』は、後者の系統になるでしょう。しかし、大きく違っているところがあります。切り口が常に”人(=バーテンダー)”になっています。さらに、その”人(=バーテンダー)”のタイプがそれぞれ全く異なっていて、「あぁ、こんな人が働いているお店も世の中にはあるんだなぁ」と、読む者に広がりを感じさせます。

 いつも通り、弊店の本棚に置いておきます…と言いたいところですが、しばらくは自分自身の参考書として熟読するつもりです。

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by connection1970 | 2017-12-07 16:04 | 本に関する話題 | Comments(0)
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