4日間の休業。特に理由はないが9月が良いような気がするのでまとめて休む。
110912月曜日。
8:00頃起床。とても眠い。頑張って身支度や準備。
9:30頃最寄駅からJR線。東京駅へ出て上越新幹線で新潟駅へ。新潟駅からは在来線の特急電車。
14:30頃鶴岡駅着。知人が出迎えてくれる。駅に近い宿にチェックイン。
知人の運転する車で鶴岡市内を観光。「国宝を見に行きませんか」という提案に強く惹かれ
羽黒山五重塔へ向かう。迫力ある木造建築。周囲では水の流れる音と鳥と虫の声しかしない。静謐という言葉が似合う。塔の近くに西條八十の詩碑があり嬉しくなる。庄内平野の豊かさを眺めながら市街地へ。車窓から見る街の風景に“錆び”と“朽ち”が目立つ。個人的には大変好きである。
市内のあるバーを話題とする。某洋酒メーカーが料飲店向けに発している雑誌で名を見たゆえ。知人もその店の名は知っている。夜に備えて場所確認。新宿ゴールデン街顔負けの環境。
さらに移動して農家レストランで夕食。ここで知人のご同居者の方が合流。地元の食材を使う郷土料理。アケビの皮が特筆すべき苦さで印象に残る。民家を改造している様子。とても居心地が良い。
3名で前述のバーへ向かう。初めての土地で知らぬ店へ足を踏み入れる緊張感は爽快とも言える。ややご高齢の女性がお一人でカウンターに立つ。細かい事項を記すことは省略したい。バーというサービス業の一つの頂点と感ずる。見習うところ多し。勉強になる。
23:00頃宿へ帰る。すぐに就寝。
110913火曜日。
7:00頃起床。宿の朝食はバイキング形式。満腹まで食べる。地元の漬物などもあり楽しく感ずる。
9:30頃宿を出る。駅前の無料レンタル自転車を借り出し市内観光。さびれてはいるがどこかに何かの厚みを感じる街。もともとは城下町という性格によるものか。平日ということもあり観光客らしき人影は自分以外にナシ。やや恥ずかしい。商店街を冷やかす。書店では古書2冊購入。100円。安過ぎないか。
12:00頃やや疲労を感じ自転車を降り
鶴岡公園~鶴岡市役所周辺を歩く。高山樗牛の銅像あり。朝倉文夫の署名が像に鋳込まれており感激。全般的に鶴岡市街には石造物や彫刻が多く置かれているようだ。嬉しいところ。
13:00頃から再び自転車で走る。市街の全体像を把握しかけるあたりでスーパーへ向かい地元食材らしき物を数点購入。15:00頃には自転車を返却し宿で遅めの昼食。その後昼寝。
18:00に目覚める。18:30に宿へ知人のご同居者の方が自動車で迎えに来てくださる。車内で1冊のパンフレットをいただく。
(続く)