こんばんは。
またしばらく時間が経過してしまいましたが、前回の
その7・ボウモア12年はいかがでしたか?ご参考になれば幸いです。
その8です。テネシーウィスキー「ジャックダニエル」。
このラベルとロゴ。ジャックダニエルを飲んだことがない人でも、どこかで一度は見ていると思います。Tシャツやベースボールキャップなどに良く使われていますね。
聞くところによると、ジャックダニエルは“ロッカーたちの御用達ブランド”だとか。それゆえ、関連グッヅもたくさん出回っているのでしょう。
前回までと同様、次の書籍を参考にしながら味見をしました。
「ワイナート」編集部・編/土屋守・監修『
ウイスキー基本ブック』美術出版社 2012年
◎その8・ジャックダニエル
<色>
・濃い琥珀色。褐色がかっている。
<香り>
・『ウイスキー基本ブック』;「香りはやさしく漂っている印象」「新樽、オレンジ、シナモン、バニラ、溶剤、香水、シロップ」
・実際に感じられる香り;液体に鼻を近付ければ香りがわかる。強くはない。溶剤に近い。メンソールや花の香りを連想する。甘い感じではない。新樽と言って良いのか?若い植物を思わせる。オレンジ、シナモン、バニラ、シロップについてはわからない。
<味>
・『ウイスキー基本ブック』;「樽や果実の甘みを感じ、その後樽のやわらかい渋みと心地よい酸味がバランスをとりながら広がる。」「余韻はやや短め。アーモンドや杏仁の風味、甘みが残る。」
・実際に感じられる味;まず口の中では渋みが感じられる。溶剤に近い風味あり。香りとのギャップはきわめて少ない。渋みと甘みに混じって清涼感が広がるのは酸味があるからか。余韻は短い。杏仁の風味は確かに残る。
<所感メモ>
・『ウイスキー基本ブック』に「やや若いがバーボンよりやわらかくバランスがよいのでさまざまな飲み方で楽しめる」とある。確かに。若い植物を思わせる香りと味がある。今回はストレートで味見をしたが、個人的にはソーダ割りが好きである。