
こんばんは。
それにしても雨が降ってばかりですねぇ。
おかげ様(?)でかなり余裕があります。そこで、ちょっとお酒に関する話題でも。
この画像にある茶色い粒、何かわかりますか?それぞれ3~5mm程度の長さです。
ヒント。穀物ではありません。
えーと。早々に答えを出してしまいますが…カシスの芽なんです。
本日の昼間、クレーム・ド・カシスで有名な「
ルジェ」の商品セミナーに出席してきました。
セミナー会場に入り席に着くと、目の前にテイスティンググラス数個とこの粒が置かれていました。んんん?つまみ?まさか。何かの種?何だろう?と思っていると、セミナーがスタートしました。
「ルジェ」の歴史やリキュールの製法など、レクチャーが進みます。
“はい。皆さんの前に小さな粒がありますね。これが弊社のレシピの特徴なんです。”
おッ。キタキタ。
“カシスの芽です。指先でつぶして匂いを嗅ぐと特徴がわかると思います。”
へぇ。早速、小さな粒をギュッと強く圧迫してみます。鼻先に持ってくると…お!これはかなり強い芳香です。やはり青々とした葉の匂いを感じます。でもミントのような葉とは全然違いますね。リンゴの実のような匂いも混じっている感じがします。
“弊社のクレーム・ド・カシスには、この芽から抽出したエキスを加えています。この香り、シャネルの№5にも使われているんですよ。”とのこと。
おお~。勉強になりますね。
職場へ出勤してGoogleで検索してみました。カシスの芽は“bourgeon de cassis(ブルジョン・ド・カシス)”と言われ、ワインの香りを表現する際にしばしば指標となる…と複数のサイトで読みました。
おやおや。知らないのは私だけだったようで。