こんばんは。
前回の「
その5・ラムとグレープフルーツのしょうが風味カクテル」はいかがでしたか?参考になれば、幸いです。
今回のカクテルは、「
その4・ドライジンとパイナップルのカクテル」「
その2・ドライジンと洋ナシのカクテル」に近いです。それらでもお手本としていた、山本悌地『カクテル フレッシュ フルーツ テクニック』柴田書店 2002年 のレシピに則って、作ってみました。
なお、イチゴは群馬県の登録品種・やよいひめを使用しました。
◎その6・ドライジンとイチゴのカクテル

<材料と分量>
①ドライジン(タンカレー) 45ml
②いちご 4個
③レモン果汁 1ダッシュ(=数滴)
<手順>
1.ボストンシェイカー(ステンレス部分とガラス部分で構成された大型のシェイカー)のガラス部分に、ヘタを取り除いたイチゴを入れ、棒でしっかりとつぶす。
2.ドライジンとレモン果汁を加える。
3.ボストンシェイカーに氷を入れ、シェイクする。
4.バーズネスト(茶漉し)を通してカクテルグラスに注ぐ。

【香りと味】
・カクテルに鼻を近付ける。香りは強くない。ドライジンのそれもイチゴのそれも、あまり前面に出ていない印象。
・口に含むと、トロリとした感触。最初はドライジンの風味が強いが、徐々にイチゴの風味が強まり余韻へつながる。
・かなりスッキリした味だと思う。辛口カクテル、と言えるかもしれない。
・アルコール度数は30°くらいだろうか。強いカクテルの部類だろう。
【所感メモ】
・フルーティな香りと味でありながら、とてもサッパリとしている。その類の飲み物を好む方には、まさにピッタリだと思う。
・“カクテル”“イチゴ”で、デザート向きの甘い飲み物を想像する方も多いのでは?事前に「サッパリした味わいです」のような通知が必要かも。
・イチゴを別の物にすれば、風味が変化するだろう。同じやよいひめでも、時季などの条件によってかなり違うはず。他品種になれば、さらに違うものになることが考えられる。