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カクテルを作ろう/その7・ウオッカとデコポンのカクテル

 こんばんは。
 前回の「その6・ドライジンとイチゴのカクテル」はいかがでしたか?参考になれば、幸いです。
 今回のカクテルは、スタンダード中のスタンダードとも言いる“スクリュードライバー(ウオッカとオレンジのカクテル)”の一種です。
 あくまでも個人的な好みなのですが、スクリュードライバーには、主に05~08月あたりに出回るバレンシアオレンジを使うのが最も良いだろう、と思っています。バレンジアオレンジは、華やかな香りがあって果汁も豊富なので、カクテルに向いています。
 ところで、この『カクテルを作ろう』のシリーズは、実験的にトライしていこう、という意図を含んでいます(「その1・バーボンとバナナのカクテル」をご参照ください)。そこで、バレンシアオレンジがまだ出回っていないこの時季に手に入りやすく、カクテルにも向いていそうな、デコポンを使ってみることにしました。
 
◎その7・ウオッカとデコポンのカクテル
カクテルを作ろう/その7・ウオッカとデコポンのカクテル_c0099300_15165240.jpg

<材料と分量> 
①ウオッカ(グレイグース) 30ml
②デコポン 1個
③氷 適量

<手順>
1.デコポンを半分に切る。仕上げの飾り用として皮の一部分を切って残しておく。果汁を搾る。
2.氷を8分目程度まで入れた10オンス(=約300ml)タンブラーに、ウオッカを注ぐ。
3.デコポンの果汁でグラスを満たし、全体が良く混ざるよう撹拌する。
4.仕上げの飾り用として残しておいたデコポンの皮をグラスの縁に置く。
カクテルを作ろう/その7・ウオッカとデコポンのカクテル_c0099300_1517236.jpg

【香りと味】
・カクテルに鼻を近付ける。おだやかな柑橘の香り。やや青々しい印象。カボスに近いかも。
・全般的にやや甘めではあるが、酸味と苦味も出ている感じ。
・青くさく、少々生ぐさいとも言えそうな風味が、余韻として残る。
・アルコール感は、あまりない。度数は10°くらいだろうか。

【所感メモ】
・バレンシアオレンジを使ったスクリュードライバーとは、全く別の味わいだと思う。
・青くささ・生ぐささが気になったが、そこが独特の個性とも言える。
・ベースの「グレイグース」はほぼ無味無臭のレベルにまで精製されているウオッカ。これを香りが強いスピリッツ、例えば芋焼酎や麦焼酎に替えたら、面白いハーモニーになってくれるかも。
・当該カクテルは、02月下旬に作成している。時季によってデコポンの香りや味も変わるはず。もう少し暖かい気候になった頃に、再度試してみたい。
by connection1970 | 2016-02-26 15:20 | お酒に関する話題 | Comments(0)
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