こんばんは。
前回の「
その15・ブルイックラディ10年」はいかがでしたか?
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お酒に関する話題」、おかげ様で徐々に記事が増えてきました。“お酒の香りと味”シリーズからスタートし、“新入荷”“カクテルを作ろう”と、いくつかのパターンも派生しました。とは言え、お酒に関してはまだまだ知らないことばかりです。ここにあれこれ記すことを通して、経験を積めれば…と考えています。
さて、またもやウイスキーです。「
ベンリアック16年」。スコットランド産のシングルモルトウイスキーです。

例によって、色・香り・味などの特徴を下に記しておきます。参考になれば、幸いです。
<色>
やや褐色がかったオレンジ色。
<香り>
鼻を近付けると、熟した果物やドライフルーツを想像する。バナナやリンゴ、レーズンやプルーン。グラスに注いで時間が少し経つと、古い木材や皮革製品のような、落ち着いた香りが出てくる。
<味>
口に含むと、かなり甘い。ドライフルーツの風味がある。香りとのギャップなし。バニラの風味もある。アルコールの刺激は感じられず、すんなりと柔軟に口内へ液体が広がる。粘り気やしつこさもなく、舌の表面と口蓋との間で細やかに揮発していく感じ。
<余韻>
長い。キャラメルのような濃厚な甘さ。バターやオリーブオイルのような油脂を思わせる感触が残る。
<所感>
甘口ウイスキー、と断言できる。
余韻が長い。そこを楽しむのが良いだろう。何種類かのウイスキーを飲んで、最後にもう1杯だけ…のタイミングが適しているかもしれない。