こんばんは。
前回の「
その9・オレンジ入りバーボンソーダ」はいかがでしたか?参考になれば、幸いです。
さて、今回は“カクテル”と言って良いのかどうか、わかりません…シンプル極まりない、水割りです。
何で見かけたのか忘れてしまったのですが、「クレーム・ド・カシスを使ったおすすめカクテルは?」というテーマの中で紹介されていました。えぇぇ~?水割り!意表を突かれましたね。
◎その10・クレーム・ド・カシスの水割り
<材料と分量>
①クレーム・ド・カシス(ルジェ・クレーム・ド・カシス・ド・ディジョン) 30ml
②水 30ml
<手順>
1.ミキシンググラスもしくはビーカーに、クレーム・ド・カシスを入れる。
2.水を加えてバースプーンやマドラーで良く混ぜる。
3.ワイングラスに注ぐ。
【色と香りと味】
・クレーム・ド・カシスの原液は、ほぼ黒でドロッとしている。同量の水が加わったことで、赤ワイン程度の色合いに。トロッとしてはいるが、だいぶ粘度は下がっている。
・鼻を近付けると、ハーブ系とフルーツ系が混合したような強い香り。典型的なカシスのそれだ。ルジェのクレーム・ド・カシス・ド・ディジョンは、カシスの果実はもちろん、カシスの芽も使って特徴を出しているらしい。《当ブログ2014年06月11日の記事『
カシスについて少々』を参照。》
・口に含むと、やや渋味と苦味が勝っている印象。やや遅れて強い甘味。
・酸味はほとんどない。もしかしたらあるのかもしれないが、甘味が強いのでわからない。
・クレーム・ド・カシスの原液がアルコール20%。1:1の水割りなので、10%になっている。
【所感メモ】
・冷蔵庫に入れていたクレーム・ド・カシスと水とで作った。両者を混ぜても冷たい。一般的に、渋味と苦味は低い温度でより強く感じられる。常温の水、あるいはあまり温度の高くないぬるま湯で作れば、印象が変わるかもしれない。