こんにちは・こんばんは。 今回、タイトルには(実験)と入れているものの、ハズレなしの組み合わせであります。
◎つまみ:花いんげんの煮豆
◎ウイスキー:ベンリアック12年シェリーウッド
ここ数年、ウイスキーがブームになっていますね。そんな背景もあってか、「ウイスキーと羊羹とが相性が良い」というコメントを各所でポツポツと見かけるようになりました。え、甘いもの?しかも羊羹?と意外に思う方も少なくないかもしれませんが、一度トライしてみる価値がありますよ。羊羹以外の小豆・あんこ系お菓子も、とても楽しいです。今まで自分で作って試したのは、どら焼きとおしるこです。どちらも良い組み合わせになりました。
甘いものと言えば、ウイスキーとチョコレートとは、昔からしばしば見られるコンビネーションですね。02月のバレンタインデーが近付いていますし、そろそろ高級ウイスキーを使ったチョコレートが限定品で出てくる頃です。
個人的には、ウイスキーと小豆・あんこ系お菓子との関係は、ウイスキーとチョコレートとの関係に近いかも?と感じています。それならいっそ、ウイスキー入りの羊羹!う~ん、遭遇したことがないです…これも自分で作るしかないでしょうか。
さて、画像のつまみ&ウイスキーを実食・実飲してみます。
まずは花いんげんを食べてみましょうか。ひと粒はかなり大きいので、お箸やフォークなどで半分にして口に入れるのも一案です。味は、甘めだと思います。ドサッと砂糖(豆300gのところに砂糖300g)を使って、ほんの少しだけ醤油を足してあります。砂糖の量だけ見ると、すごく甘そうに聞こえるかもしれませんが、それほどでもありませんよ。煮汁のしみ込んだ豆の中は、小豆・あんこ系お菓子とほぼ同じ香り・味です。噛んでいるうちに、厚めの皮の風味が出てきます。適度な苦味と渋味とがあります。
次はベンリアック12年シェリーウッドを飲んでみましょう。お!フルーティーさが強調されますね。シェリー樽を使ったウイスキーの特徴として、レーズンをはじめとしたドライフルーツの風味があると思うのですが、花いんげんの苦味と渋味とが重なると、柑橘系を連想させるフレッシュなフルーツの風味が顔を出してきます。
再び個人的な意見ですけれど、ウイスキーに甘いものを合わせるのであれば、チョコレートよりも花いんげんや小豆・あんこ系お菓子の方が適していると思うんですよねぇ。と言うのも、チョコレートって刺激が強くて油脂分もあって、ウイスキーの微妙な香りや味に対して圧勝してしまうような気がするんです。もちろん、そこがチョコレートの面白いところなのでしょうけれど。
ところでこの花いんげんの煮豆、きれいに煮るのが結構難しいんです…
都内のスーパーなどではほとんど見かけることのない花いんげん、もしご入用でしたら、お声がけください。帰省時に実家近くの道の駅で良品を調達してきます~。