最近購入して読み進めている書籍です。
南雲主于三『ザ・ミクソロジー カクテル創作のメソッドとテクニック The Mixology』柴田書店 2019年(令和元年)

近所の書店で見付けて手に取りました。中をパラパラと見ると、自分の職場だと現実的じゃないよなぁ…という内容。だって、減圧蒸留機やら遠心分離機やら液体窒素やら、今まで触れたことがなくこれからも触れることがなさそうな事物がどんどん出てきますから。本のお値段も、なかなかです。面白そうだけれど見送ろう、と思いました。
休業が続いていたこともあり、その後も頻繁に同じ書店に立ち寄りました。また手に取って、また見送ろう。また手に取って、また見送ろう。4回目だったでしょうか。意を決しました。これだけ迷うのなら、多分買って損はなし。
今年は展示会なども中止となってしまい、新しい情報に接する機会がガクンと減っています。もともと外で飲み食いすることも少ないですし、たまにはこの類の本も読んでおかないと、なんてうっすらとした使命感もあります。
で、読んでいるのですけれど、創意工夫の度合いが突き抜けていますね。こりゃ自分には無理だわぁ~、と思いつつカクテルのレシピを眺めていると、一種の爽快感も味わえます。