コネクシオン(高円寺)です。
当ブログ内の週間告知で、通勤に使っている自転車のことを何度か書きました。ハンドルのステム部分のベアリングがダメなようで、自転車屋さんに修理をお願いしている最中です。
10/16(金)の昼間に、その自転車屋さんから電話が入りました。見えなかった所にかなりのサビが進行しているらしく、それが原因で作業が進められない…とのことです。出勤途中に徒歩で立ち寄って、現物を見ました。ハンドルポストとフロントフォークとの接合部がサビで固着してしまっていて、分解できない状態です。なるほど。これじゃあ無理ですねぇ。
時間をかけて少しずつサビを除去していけば、何とかなるかも?ということで、1週間ほど預かってもらうことにしました。そこで、無理を承知で「代車をお借りできませんか?」とお願いしてみると、「あ、これで良ければ。古いですけれど。」とガッシリしたフレームの車体を出してくださいました。うわ~!本当に助かります。
早速乗ってみました。硬い乗り心地ながらも直進安定性が良くて、快適です。変速ギアがなく、ルックスもスリムでカッコいい。おや?と思ったことが、一つ。ペダルを踏んでいない時に大抵の自転車だとカリカリカリカリとラチェットの音がするのに、全く音がしません。
業務が終了、お借りした代車に乗って帰ろうとして…ペダルに力を入れるとスカン!とすっぽ抜けてしまいます。チェーンが外れたかな?と思って確認しても異常なし。小雨が降っている状況でこの不調はシビレるなぁ、なんて思いつつ改めてペダルに足を載せると、今度は駆動できる感触です。でも、一旦力を抜いてしばらく惰性で走行した後に、またスカン!です。それでもしばらく乗ってみて、ギアがかみ合っていない状況とは何かが違うな、と思えてきました。何と言うのか、ギアがニュートラルになってしまった感じです。さらにしばらく乗ってみて、スカン!となってしまった時に一旦停止すると、復帰しやすいことに気付きました。そこで、これはもしかしてクラッチのような物が組み込まれているのかも?と推測しました。
Googleであれこれ検索してみて、たどり着いたのが「
ワンウェイクラッチ」という機構。あーこれだ。これに間違いない。
自転車屋さんから乗り出した時は正常に走り出せたのが、業務終了後にはうまく走れないことがあったのは、なぜか?恐らく、降り始めた小雨の影響でクラッチ機構内部のチリが浮き出して、滑りやすくなったのでしょう。本日=17(土)はずっと雨が降っていました。出勤時、またスカン!が多いかな?と心配でしたが、やや滑った場面があったものの、帰り道の時ほどではなかったです。浮き出していたチリも、しみ込んだ水である程度流されてしまったと思われます。
それにしても、自転車にクラッチか!驚きつつ、面白いもんだなぁと感じています。
ブレ気味ですが、お借りしている代車のリアスプロケット部分の画像を添付します。