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アナログかデジタルか

 こんにちは・こんばんは。コネクシオン(高円寺)です。
 昨日=05月31日(火)、ちょっと買い物に出かけて、通りがかった古道具屋さんでイイ感じの物を見付けて買いました。
アナログかデジタルか_c0099300_17290547.jpg
 買ってきたのは、画像の右側にある物です。はかりと、その上にあるレコード数枚。
 左側にあるのは、既存の持ち物です。こちらも、はかりと、その上にあるCD。
 古道具屋さんで、レコードを買って帰ろうとしたら、針のあるはかりが目に入りました。お~ッ、いいなコレ。ちょっと目立つ汚れはあるのですが、値段が100円。メーカーは各種計量器で有名なタニタです。買わずにはいられません。再びレジに戻り、100円払いました。
 持って帰って良く見てみると、何かの番号が表記してあります。ふむふむ。「タニタ はかり 1440」で検索してみましょう。お、出てきました。アナログクッキングスケール プチ 1440 (ホワイト)。生産終了商品なんですね。なるほど。
 でもアナログ...って、そもそも何だろう?恐らく対義語になるのは、デジタル、なんでしょうけれど、そもそもデジタルって?

 『広辞苑』を引っ張り出したり、外国語の辞書も開いてみたり、Googleでもいくつか検索をしながらしばらく考えてみました。で、アナログ/デジタルと単純に対義させるモノではないんじゃないか?という気持ちになってきました。
 例えば、画像↑の左にあるCD。ジャケット画の右上に「COMPACT disc DIGITAL AUDIO」のアイコンが見えます。1990年代前半あたりまでに発売になったCDは、これがどこかに印刷されているものですが、2000年代になるとほとんど出なくなっているようです。そこから推測するに、デジタルがもう誰の目にも当たり前になってしまい、改めて言う必要もなくなってしまった...という過程がありそうです。
 写真の世界だと、そのあたりがもっと顕著かもしれません。現在では、デジタルでないカメラ=フィルムのカメラが特殊になってきました。30年前なら、“デジカメ”は先進的だったのでしょうが、こんにちでは普通になっています。
 そこで、デジタルが支配的な現代から振り返って、フィルムのカメラを“アナログのカメラ”と呼ぶのか?となると、そりゃ違うだろ!という気がするんですよねぇ。画像をデジタルデータにしないのが“アナログのカメラ”だ、という説明がもしあったとしたら、ちょっと変だなと自分は思うのですけれど...

 まぁこんな話、日進月歩で意識がどんどん変わっていくんでしょうねぇ。
 それにしても、電池も入れないのに針が動いて重量を示してくれるはかり、楽しいです。自分の使っているスマートフォン、165g。ケースに入ったCD1枚よりも重いんだな。200ページくらいの文庫本、150g。意外に軽い。亀の子だわし、90g。別に測らなくてもいいか。

by connection1970 | 2022-06-01 19:54 | コネクシオン日誌 | Comments(0)
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