このところ、くしゃみが連続で出ることがあります。例の、杉花粉でしょうか。
私kは、10歳頃から杉花粉アレルギーに悩まされています。今年は花粉が多い、なんて言われているようですね。これからドドーンと来るのでしょうか。今から憂鬱ですよ。本当に。
さぁて、定休日だった水曜日のメモでもサラサラ書いて、気分を紛らわせましょう。
・1月30日(水)
竹橋の
東京国立近代美術館工芸館へ行く。「
開館30周年記念展 II 工芸の力―21世紀の展望」を観覧。陶芸、ガラス、金工、染織…見事な品々が展示してある。どの作品にも共通して感じたのは、【緻密さ】だ。手抜きが全く感じられない。うまく言えないのだが、見ているこちらは何となく緊張してしまうような、そんな圧力を作品から感じる。各作家が寄稿した文章が展示されていたが、それらがとても面白かった。短くて淡々とした文の人もいれば、制作に対する意気込みを詰め込んでいる人もいた。
目黒の
東京都庭園美術館へ移動。「
建築の記憶―写真と建築の近現代―」を観覧。友人KT君の薦めもあったので、早速行ってみた。平日なのに、けっこうな入場者だった。サブタイトルが示すように、写真と建築がうまく絡まり合った展示だった。畠山直哉(写真)が伊東豊雄(建築)の「
せんだいメディアテーク」を撮影したスライドショー「Under construction」が、興味深かった。それから、丹下健三が前川國男の事務所にいたことを、ここで初めて知った。
(k)